山梨県甲府市上帯那町
Road Map :中央道を甲府昭和ICで下りて、県道7号線を北上して昇仙峡を
通り過ぎて荒川ダムに至る。
Route Map:指定駐車場から徒歩5分程で遊歩道入口がある。遊歩道にて板敷
大滝までを往復する。
『北陸・甲信越の滝』 板敷大滝は仙娥滝を越えているかも知れない名瀑であったが、二段滝の落差を合せての落差表示はインチキかも。
甲府市の観光ネットから
秘境「板敷渓谷」は、奥昇仙峡の谷間に広がる荒川ダムの先にある渓谷で、大小の美しい滝があります。また、気軽に徒歩で散策できるところも魅力のひとつ。
渓谷の入口から階段を下ると、空気が変わったように渓谷の涼やかな風が吹いてきます。そして、最初に見えてくるのが、橋の下を流れる10mほどの白髪滝です。さらにそこから川のせせらぎや、木漏れ日など渓谷の景色をあじわいながら15分程歩くと、落差30mの華麗な幻の滝と呼ばれる「大滝」に出会うことができます。
遊歩道は歩きやすいように整備されていますが、滑りやすい場所もありますので、スニーカーや登山に適した靴でお出かけください。
板敷渓谷(板敷大滝)
駐車場から遊歩道入口までは離れているとの話しであったが、5分も歩けば遊歩道入口に着いた。 渓谷としては極短く、簡単に見終わってしまったが
”板敷大滝”は直瀑ながら二段滝で変化があり、好みの滝だった。 今日は水量があり、それで滝飛沫が激しく近寄り難いのが残念であったが、どうせ上段の滝壺へは行けなかったのだ。
板敷渓谷
仙娥滝は荒川ダムからの水が流れており綺麗な水でなかったが、板敷渓谷は荒
川ダムより上流にあるので、綺麗な沢水が期待出来る。
日本の滝百選に選ばれている仙娥滝より、桟敷大滝の方が好きだ。の声も多い。
いたじきけいこく
白髪の滝(落差10m)
親子滝(落差6m)
板敷大滝(落差30m)
散策時間:46分(滝見時間含む)
駐車場から遊歩道入口までは5分程の距離らしいが、行き成り通行止となっていた。所が左側の看板を見ると ”板敷渓谷行けます。”となっていた。これが書かれていなくても通行する予定ではあったが・・・
滝見者用の広い無料駐車場に車を停めて、13時10分に歩き始める。
遊歩道入口にある案内板。当然、パワースポットはウソ臭い。
1ヶ目のトンネルを抜けて、2ヶ目のトンネルの手前に遊歩道の入口があった。道路の左右に案内板があり、遊歩道は判り易かった。
遊歩道から落差10mの直瀑である ”白髪の滝”はシンプルな
直瀑なので魅力は薄い。 曇り空のせいなのか期待した沢水はそう
綺麗な感じはしなかった。
遊歩道は県道の橋を潜って行く。
左側には ”白髪の滝”が見えている。
更に遊歩道を進み、側面から見た ”白髪の滝”
渓谷に入ると遊歩道はスニーカーでも歩ける様に木道で整備されていた。
小さな無名滝が出て来るが、谷間で陰気臭い雰囲気となっていた。
直ぐに上下2段の ”親子滝”が見えて来る。
上段の滝は落差5mの直瀑、下段は落差1mの小さな滝となっていた。
小さな滝群を振り返り見る。
先には板敷橋が見えている。
アルミ製の橋を渡ると ”板敷大滝”が姿を見せる。
駐車場から17分で ”板敷大滝”に着く。 上段の落差25mの直瀑、下段は落差5mの渓流瀑
となっていた。 下段の滝壺までは簡単に行く事が出来るが、上段の滝飛沫が激しく飛んで来る。
上段の滝の滝壺を見てみたいが、行く手立てがない様だ。 確かに日本の滝百選である
”仙娥滝”よりは変化がある滝で、滝マニアには ”板敷大滝”の方が好まれそうだ。
ハイカーを入れて対比させるとこんな感じになる。
下段の滝だけに陽が当たり、白く輝いてくれた。
陽が当たっても滝壺の透明度は高くは無かった。
雰囲気の良い渓谷であるが、樹林が濃く、薄暗いのが残念な点だ。
橋材に高価なアルミ材を使った意味が判らない。 材質によっては
錆び難いが、落石が当たると簡単に凹んでしまう。
この先が ”白髪の滝”となっているが、橋の下からでないと見ることが出来ない。 滝壺まで行く道があるのかは調べていなかった。
もう一度、小さな滝群を見ながら帰路に付く。
途中リタイヤ